介護職は夜勤があり、残業も多めで非常につらい仕事です。正社員の場合には、夜勤は絶対である介護施設が多く、残業も多めであるケースがほとんどです。正社員は雇用が安定していますが、人員不足のしわ寄せをうけたり、責任が重く精神的につらいこともたくさんあります。介護職は需要のある職業なので、派遣社員として働くことも出来ます。派遣社員の場合には、正社員にはないさまざまなメリットがあります。特に介護職は看護師と同じ医療系の資格職なので、正社員への復帰も早く派遣社員ならではの美味しい部分を上手に活用するとワークライフバランス良く働くことが出来ます。
派遣の介護職として働くことで、一番嬉しいのが週3日だけや週4日だけなど労働時間をフレキシブルに変えられる点です。正社員の介護職だと、どうしてもフルタイム、夜勤あり、時には休日出勤も必須というつらい労働環境にされてしまうことが多いです。特に離職率の高い施設に入ってしまうと、人手不足により余計に休めず、プレッシャーも大きくなりストレスは計り知れないものになってしまいます。派遣社員ならフルタイムで働かなければいけないという縛りがないので、自分でしっかり時間を決めて働くことが出来ます。
ほとんどが時給制の契約なので、正社員のようにサービス残業を強要されることもなく働いた分だけしっかり給料を得ることが出来るのも良い点と言えるでしょう。介護職は給料が低く労働の割に稼げないと言われていますが、派遣社員として時給を上げていけば週4日でもガッツリ稼ぐことは可能です。
一番良くないのは、人手不足の施設で正社員になってしまいサービス残業をさせられて労働時間の割に稼げないというケースです。労働時間を減らせば、派遣社員として働きながら資格をとってキャリアアップしたり副業をして手取りを増加させる事もできます。
正社員の介護職のつらい点としては、人間関係がよくあがります。人間関係が悪い施設では、働く上でとてもストレスになります。派遣社員の介護職として働いても、当然ながら人間関係はついて回ります。ですが、正社員に比べて派遣社員は派遣会社から来た外部の人として扱われるので正社員ほど濃い人間関係にはなりません。また、派遣先の施設に不満があれば、期間満了後に施設を変えることも出来ますので正社員に比べて雇用の流動性は非常に高いといえます。手軽に施設を変えられるので、自分が一番働きやすい施設で長く働くことも可能です。
正社員介護職の離職率No1は人間関係の不満です。派遣社員の介護職なら、派遣される施設を変えられるという選択肢もあるので人間関係で我慢する必要は全くありません。
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介護職が派遣として働くメリットはいくつか挙げられます。たとえば、自宅近くの勤務地を選べたり、有給休暇を取りやすかったり、自分の都合にあわせて比較的自由が利く点が派遣という働き方の魅力だと言えるでしょう。そのほか、勤務先ごとの取り組みや方法を学びつつ、多様な実務経験を積めるのも注目すべきポイントだと言えます。